がんと告知された患者、家族は、「今後どのようにしたら良いのか、」 また、治療しても「再発あるいは転移するのではないか」・「もう治療法がないのではないか」と悩みます。 さらに、不幸にして最愛の人を亡くされた遺族の方もこころに深い傷を負われます。そのような方々と一緒に話し合いをすることにより、自分だけでなく同じ悩みを抱えていることに気付き、胸につかえていたことを話すだけでも気分が楽になるものです。

悩みや辛さを話してみることで、解決の糸口を見つけ出すヒントを得ることもあります。
そのような話をする場(サロン)を提供し、すでに経験した人たち(患者・家族・遺族・医療関係者など)と話しができるのが「レモンタイム」です。もっと詳しくは知りたい方はここをクリックして下さい。

 
【レモンタイムのネーミング裏話】

レモンタイムは、ハーブのタイムの一種でありレモンのような香りが特徴。ハーブティーや調理の脇役として使われ薬効成分もあります。
生命力があり繁殖しやすく寒暖にも耐えて根をどんどん増やす。初夏には小さな淡いピンクの可愛い花が咲きます。
タイムは、ハーブのなかでも良く知られて種類も豊富にあり、ゴールデンタイム・コモンタイム・シルバータイム・レモンタイムなど多種多様です。
一方、英語のTIME(タイム)は、「ちょっと待って」・・時刻・・ティータイム(time)と使われたり、外国の情報誌の名前などにもなるほど幅広い意味があります。がんという病を見つめて生きる【時】を刻む患者仲間には、身近な語彙と響きに感じられます。
そしてレモン(檸檬)は、黄色の酸っぱいイメージの果物・・・清涼感・若々しさ・幸運の黄色??など連想が広がります。
ネーミングは、このようなこころの中に存在するいろんな希望をこめて名付けられました。
がんサロンが、ほんのりレモンの香りが漂うような、こころが安らぐ場となりますよう願っています。あなたの心にも、レモンタイムの風がそよぎますように・・・・。