新型コロナウイルス感染防止のため、令和2年3月~現在、サロンは中止しています。
★令和2年2月22日(土曜日)第137回サロン報告
今回のサロンは21名の参加がありました。
病巣の拡大、抗がん剤の変更、副作用の肺炎などでしばらくサロンを休まれていた方が、半年ぶりに参加してくださいました。抗がん剤治療・副作用と格闘しながら、北アルプスの紅葉を見に行ったり、息子さんからのプレゼントでラグビーワールドカップ決勝戦を観戦に行かれたり、趣味の登山をしたりと、充実した日々を過ごされているお話をうかがいました。
昨年秋から体調不良や全身の痛みが続き、精神的にもつらい日々を過ごしておられた方は、12月のある日、気持ちよく目覚め、その日からつきものが落ちたように元気を回復していると話してくださいました。人の身体って不思議。
遠方の遺伝子外来を受診し、最新の遺伝子検査を受けることを決意された方のお話もありました。
その他には、墓じまいのこと、自分の偏頭痛には何よりもケロリンが効く、孫に癒される日々、メジロの巣の話など、バラエティに富む話題の提供がありました。日常のたわいもない話を皆で共有して楽しむのも、レモンタイムサロンの特長なのかなと思っています。 音楽活動では、ウクレレ伴奏で「卒業写真」「高校3年生」を歌い、春を先取りしました。
★令和2年1月25日(土曜日)第136回サロン報告
例年になく暖かいお正月を過ごし、今年初めてのサロンでした。
前回、医療者との信頼関係が築けず悩んでおられた方が転院を果たされ、見違えるように明るく前向きになられ、食欲も戻り体重も増えたとの報告に、一同喜び合いました。
手術は無理と言われ途方に暮れておられた方が、遠方ながら手術してくれる病院を見つけ、昨日退院してきたと笑顔で話されました。
先生からは、転移がある場合、昔は薬による治療しかないという考えだったが、手術方法の進歩により変わってきているというお話がありました。
兄弟を無くされた方、遠方のお母様の病気を心配されている方、暫く抗がん剤を止めて体力の回復を図りたいと話された方など、それぞれの悩みを抱えつつ努力しておられる事に胸打たれました。
粘り強く力を合わせて、最適・最善の方法を探っていく事の大切さと難しさが浮きぼりになった話し合いであったと思います。
参加者
24名 ★令和元年12月21日(土曜日)第135回サロン報告
今年最後のサロンに20名が集いました。
身近な方が、何でもない場面で骨折し、体力筋力をつける事の大切さを痛感したというお話がありました。
膵嚢胞が少し大きくなってきて、体力のある内に手術した方が良いか迷っておられる方には、先生から医療も進歩して来ていて、難しいといわれている膵臓の手術も98%安全であるというお話を頂きました。
咳・痰・息切れに悩んでおられる方には、がんを患っている人は健康な人と違って複合感染を起こしている可能性があるので、主治医とよく相談するようアドバイスがありました。
医者の患者への説明不足や、毎回、お医者さんのおっしゃることが違うことによる当惑、セカンドオピニオンをお願いした際、必要なデータを再度請求するまで出してもらえなかった等、医師への不信感に陥っている悩みが出されました。
医師と患者間の信頼関係は何より大切ですが、時として難しい状態に陥ることがあり、医療者側も患者も、絶えず勉強し努力していくべきであると痛感しました。
竪琴の伴奏でクリスマスソングを歌い、ケーキを頂いて今年のサロンを締めくくりました。
(会員 緑)
★令和元年11月23日(土曜日)第134回サロン報告
今回は総会後に落語会を楽しみました。桂二条さんの熱演に笑わせて頂き、参加者の免疫力、大いに向上したことと思います。
いつもより短い時間でしたが、現状報告をして先生の助言を頂きました。
抗がん剤の副作用でしんどさを訴えられた方には、免疫チエックポイント阻害剤は止めて半年経って効く事もあるからと先生からの励ましがありました。
検査の結果を待っておられる方、再発の不安を訴えられた方、手術の後遺症に悩まれている方など、問題は抱えつつ、悪い方には考えないようにして明るく過ごしているという話が多く出ました。
ご自分のがんを抱えつつ、身内の方の心配を話された方が三名おられました。
高齢のお母様が再発され、ご本人はこのまま寿命を全うしたいと望まれるのに家族としては悩んでいる、QOLの問題は老若にかかわらず難しい選択ではないでしょうか。
ご夫婦で初めて参加された方は、満足のいく説明を受けないまま手術を二回受け、再発の不安、不眠、食欲不振に悩んでいると話され、先生からはやるべき事はきちんと済んでいるので、後は心身の回復を待つだけとの励ましがありました。
誰しもがんと告げられた直後は落ち込み悩むものですが、自分一人ではない、乗り越えて生き抜いている人が沢山おられることに励まされ、笑顔を取り戻していく・・その事を信じて、再開を約し散会しました。
(会員 緑)
★令和元年10月26日(土曜日)第133回サロン報告
今月も23名が集いました。
8月に厳しい状況を訴えられた方がどうしておられるか心配でしたが、お元気な顔を見せて下さり、励ます側にまわっておられて安心しました。
悪性リンパ腫を心配されている方、しこりの検査を控えた方、抗がん剤の副作用と闘っておられる方など、大変な状況でも皆に話し、皆の話を聞くと、何とかなる、頑張れるという気がしてくるのは、仲間の力であると感じます。
今回初めて来られた方は、ご自身のがんを抱えつつ、高齢の父上の認知症や暴言などに辛い思いをしておられる状況を涙ながらに話されました。
色んな窓口があるので、専門の方の助けを借りるといいと助言がありました。
がんにならない、なっても克服するため、免疫力の大切さ、ストレスとの関係が話題になりました。
次回は午後1時半から総会、その後、落語会を楽しみ、通常のサロンも時間のある限り持ちたいと思います。
(会員 緑)
★令和元年9月28日(土曜日)第132回サロン報告
曇天のなか最初10数名程でスタートしましたが、最終的には21名の参加になりました。
再発の疑いの方もおられ、終活の話や死への覚悟の話などが出て、考えさせられる内容が多くありました。皆さんの話のなかで、何度か「なったものはしょうがない」と言う言葉もでました。
夏の暑さのために体調を崩したり、今も崩されている方が何名かおられました。また、リウマチが見つかり、変わらず体のしびれや諸症状に悩まされている方もおられました。それぞれ問題を抱えながらも、皆さん、前向きに生きておられる事を改めて実感しました。
先生方から最近の化学療法について、またその問題点についてお話があり非常に参考になりました。治療と経済的な問題、保険制度、行政や製薬会社とのからみなど難しい問題があり、我々は理想と現実の間で少しでも環境が良くなって行くことを願うばかりです。
最後に「この広い野原いっぱい」を合唱して終わりました。
(役員 小西)
★令和元年8月24日(土曜日)第131回サロン報告
五山送り火も終わり、少し暑さも和らいだ中、いつものメンバーが集まりました。
今年の暑さはきつかった、歳をとると共に辛さが増す、死ぬかと思う程しんどくてご飯も食べられない時もあるという話が出ました。2kgも夏痩せした方がある一方で、きつい抗がん剤の副作用に苦しみながらも、落としたい体重は減らないという方もおられました。植物性蛋白を重視した食事をしっかり摂り、よく寝て免疫力をつけるよう助言頂きました。
薬を変えて副作用が少なくなり救われたという方もおられました。
最近、夫君を無くされた方が経緯を語って下さいました。
毎日1時間の散歩をしていたが、ある日フラフラになって入院検査した所、ステージ4の肺癌であった。本人の希望で在宅医療を選び、一時お元気になられたが、その内食事が入らなくなり、最後は一日痰がゴロゴロしただけで穏やかに亡くなられたとのお話でした。
同じようにご家族をみとられた方、初盆を迎えられた方もあり、終末期医療や尊厳死の話になりました。先生からは、致死量でなく、痛み苦しみを取り除いて静かに眠れる量を点滴し、見守る人が傍に居ればいいと話して頂きました。
最後にお二人の方のウクレレ伴奏で「海」を合唱して散会しました。
(会員 緑)
★令和元年7月27日(土曜日)第130回サロン報告
今回は、美味しいお弁当を頂きながら自由に歓談し、その後、全体での話し合いに移りました。
抗がん剤の副作用がきつく、お休みされていた方が3か月ぶりに参加され、週2回のリハビリで、足の痺れや膝の痛みも軽減し、一時はもうだめかと思ったが、又、車の運転もぼつぼつ出来るようになったと話されました。 なるべく外出し、くよくよ考えないようにしているという方もありました。 副作用で抜けた髪が5ミリ伸びた方、鬘が不要になった方もおられました。
初めて参加された方は、痺れ、癲癇様発作の原因が脳腫瘍と分かったが、手術しても再発し、薬も効かないとの事で、仕事や将来、病気…などの悩みを率直に語られました。明るく元気に話される裏の、大変なしんどさや苦しみに、一同言葉もなく、公的援助の可能性、仕事へのアドバイス、同じような症状の仲間を探してみてはなどの提案が精一杯でした。若い彼の前に、希望の道が開けていく事を信じて、共に歩んでいきたいと思っています。
参加者 27名 (会員 緑)
★令和元年6月22日(土曜日)第129回サロン報告
先月、初めてお見えになった二組の方が今月も来て下さったので、前回に何か得るものがあったかなと嬉しく思いました。
ずっと食欲不振の辛さを訴えておられた方が上手に付き合っていこうと思うと笑顔で話されたのが印象的でした。
あと1回の抗がん剤の予定を、副作用の辛さから薬の変更をお願いしたが、免疫力が落ち、帯状疱疹で苦しんでいるという報告がありました。 抗がん剤の点滴を受けながら、京都一周トレイルに挑戦し、北アルプスの紅葉を家族と見に行くためにトレーニングに励んでいるという方がおられました。
一人の方は、最近、友達二人を突然亡くし、がんは最後の準備や心積りができるのがいいと話されました。
医者との信頼関係を築く事の大切さ、安楽死の問題等も出ました。
胃がんで何も食べられない状態の高齢のお母さんが手術を拒否しておられると、初めてこの会に来られた方が、がん患者の会の人達がこんなに元気でキラキラしているとは思わなかった、自分の方が元気を貰ったと感想を述べられました。
参加者 22名 (会員 緑)
★令和元年5月25日(土曜日)第128回サロン報告 まだ5月というのに30度を超す暑さの中、初めて来られた二組の方を交えて20名が集いました。
風邪の咳が1か月も収まらず心配されている方には、先生から、症状が出るのは体力、免疫力がある証拠との励ましがありました。
肺腺癌の手術後3年半の方は「最近生まれた初孫と、万博を見に行くのが目標」と話されました。
15年前の肺癌に始まり、脳と骨への転移、悪性リンパ腫の発症と再発を乗り越えた方の「クヨクヨしても始まらん」「歌や映画、旅行や散歩など、なるべく出かけるようにしている」と話された笑顔が印象的でした。
医療の現場における患者の「自己決定」に関する問題提起があり、何回も言われてきた事ですが、医師と患者の信頼関係を築いていく事の大切さを痛感しました。先生からは、身近な副作用について、医師に直接訴えにくい場合でも、看護師さんや療法士さん、薬剤師さんに相談し、緩和医療についても早期から考えていくようにと話して頂きました。
個々の場合に即して、今後、皆で深めていきたいと思います。
参加者 20名 (会員 緑)
★平成31年4月27日(土曜日)第127回サロン報告 この会に初めて来られた方があり、各自これまでの病歴を含めて現状を報告しました。
抗がん剤の副作用による味覚障害で、味の濃いものや外食は食べやすいが、白米が食べにくいという方には、友達を誘ってわいわい言いながら外食等すれば、いつの間にか胃の中に入っているという経験が話されました。
3週毎の抗がん剤点滴はやはりきつく、点滴後1週間は寝ているという方、体調の良い時と悪い時の波がきついという方、後遺症の痛みを抑える薬の量に苦心しているという方もおられました。
初めて来られた方は、インフルエンザの後、咳が続き、レントゲンとPETの結果待ち、この時期が一番心の揺れる時期なのですが、この方には、この前まで涙ながらに不安を訴えておられた方が自身の経験を語られ励ます側に廻っておられたのが印象的でした。
この会に来ると、辛さを受け止めてもらえ、ほっとして勇気が湧き、元気なれると話された方がありました。どんな事も、時には終末期や死の問題をも話題にして、今を生き抜くことを大切にし、経験した者にしか分からない問題を語り合い分かち合う場になっていることの有難さを再認識しました。
参加者
22名
(会員 緑)
★平成31年2月23日(土曜日)第126回サロン報告
長くこの会に来られていて、昨年1年間はお休みがちだった方が、この1月に亡くなられました。いつも穏やかに頬笑んでおられたお姿を偲び、全員で黙祷しました。
昨年末に、ご主人を亡くされた方から、少し気持ちも楽になり体が動くようになったと嬉しい報告がありました。今日初めて鬘を着けたという方には、皆さんから「似合っている」の声が上がりました。
今回は薬についての話が多く出ました。
何とか止めたいが止める事はできない、乳がんの薬で肝臓への副作用を心配している、長く飲み続けると体のあちこちに影響が出て来るなど、また、甲状腺がんには薬が無くて不安だったが、皆さんの話を聞いて飲まなくていい事を有難く思わなくてはいけない…と話された方もありました。
先生からは、がんを経験した人は1日1日を大切に、明るく積極的に生き、生命力のある人が多いと励まして頂き、今回も勇気、元気を頂いて岐路につきました。
参加者
25名
(会員 緑)
★平成31年1月26日(土曜日)第125回サロン報告
この冬一番の寒さの中、18名が集い、それぞれの現状を語り合いました。
4つ目の薬に挑戦されている方は、初めて髪が抜けたとかで素敵なベレー帽がお似合いでした。手術を控えておられる方の、迷う・気持ちが揺れるという訴えに対しては、何度も手術をされた方からは、手術までが一番しんどい、手術が済んだら回復は早いからとの励ましがあり、また、先生からは、手術できないと言われるのが一番困るが、手術可能ならその方がずっと良いとのアドバイスがありました。
使わないと筋肉が落ちる、筋肉を増やすと免疫力が上がり、がん予防になるという話が出て、毎日、家の裏山に登って鍛えている方もありました。
ここに来れば、どんな事も真剣に聞いてもらえ、思いを共有し、励まされ、勇気が出るというのが、雪の中を集まった皆の思いでした。
(会員 緑)
★平成30年12月22日(土曜日)第124回サロン報告
毎年、何人かの仲間を見送ってきましたが、今年も12月4日、Nさんが亡くなられ、会は黙祷から始まりました。
奥様が参加して下さり、最後のご様子を話されました。 3年前、食道がんの手術後、初めてこの会に参加された時の途方に暮れたご様子からは想像つかないほどお元気に明るく立ち直られ、お洒落な帽子、ピンクのシャツ姿で、いつも冷静に現実を見極め、訥々とお話された事が思い出されます。
青森県の湯治場に何度も通われ、大塚美術館、四国お遍路、海釣りや渓流釣りなど、奥様の献身的なサポートと息子さん達の助けを借りて、やりたい事を悔いなくやり切られました。最後までご自宅でがんと闘われ、家族を思い、自分らしく生きたお姿を見せて頂き、私たちもその生き方を学ばせて頂きました。心よりご冥福をお祈りいたします。
年明け早々に、薬を変える為に入院される方、免疫チエックポイント阻害剤が効かないという判定で別の抗がん剤を始められる方には、「また、元の薬に戻ると効く場合もある」、「必ず効くと思って受ける治療は、イヤイヤながら受けるのとは違う。効く時はすごく効くので前向きに」とのアドバイスがありました。
皆でケーキとコーヒーを頂き、アイリッシュハープ演奏でクリスマスソングを聞きながら、今年の最後の会を終わりました。
(参加者21名) (会員 緑)
★平成30年11月24日(土曜日)第123回サロン報告
今月はサロンに先立って定例総会が持たれ、1年間の事業報告と決算、次年度の事業計画と予算の提案がありました。その後、落語のお楽しみ会となり、桂文也さんの、手ぶり身振り、 顔の筋肉まで総動員しての熱演に一同沢山笑わせていただきました。
3時からのサロンでは、いつもの通り皆様からの報告がありました。「薬が効いている所もあり、効いていない所もある。3か月後生検をして方針を決める。」、「30年前に乳がんの手術をしたが、今でも右肩に石が乗っているような感じがある。」という話が出ました。ベテランの方からの「完治はしないけれど、がんを無くそうとは思わず、共存していく、現状維持で行く。」というアドバイスが心に残りました。
膵嚢胞があるという方が3名おられ、先生から「膵液が溜まっているだけの場合は様子見でいい、膵臓の手術は難しい。」との助言がありました。
ネットを見て初めて参加された方は、乳がんで大変な思いをされた事を淡々と話されました。何回もの手術や余命宣言を乗り越えて生きてきたサロンの仲間と共に、笑顔の弾ける日が来る事を信じて再開を約し、散会しました。
(参加者23名) (会員 緑)
★平成30年10月27日(土曜日)第122回サロン報告
皆さんからは、禁酒に挑戦している、涼しくなって体調も良く放送大学で学んでいる、84歳の誕生日を迎え気楽で幸せな今を楽しんでいるなどのお話が出ました。がんの手術後、首、肩、腰の痛みと痺れに苦しんでいる方は、漢方とペインクリニックでやや快方に向かわれているようでした。
肺癌で長く効いていたイレッサが効かなくなり、免疫チエックポイント阻害剤を4カ月で7回点滴したが、癌の大きさは不変、副作用(だるさ、足の痺れ)との兼ね合いで薬を止めるか続けるかという方の悩みに対して、先生からは免疫剤は効くまでに時間がかかる、もう少し続けてみるようアドバイスされました。
良い薬が次々と出て、がんはすぐには死なない病気にはなりましたが、やはり手強い相手であると痛感しています。
次回は年1回の総会の為、いつもより30分早く午後1時半開始し、総会後は落語のお楽しみ会です。
(参加者16名) (会員 緑)
★平成30年9月22日(土曜日)第121回サロン報告
初めて参加された方が3名いらっしゃいましたので、各自、病歴と最近の様子を台風の被害とかも交えて報告しました。
14年前、両肺の3分の1を切除した後、転移と他のがんの発症を繰り返してこられた方は、この夏の暑さで食欲が落ち、身体はだるいけれど、毎日5千歩は歩いていると笑顔で話されました。
乳がんが9年経って再発し、抗がん剤や放射線治療の副作用に苦労しておられる方は、日々の不調が気になって、再発の不安を忘れているとのお話でした。
可能な総ての治療を終えて3か月の方は、今回も杖をついてゆっくりゆっくり歩いて来て下さり、ご家族の支えの下、旅行にも意欲的なお姿に胸を打たれました。先生からは痛みに対して恐れずに麻薬系の鎮痛薬を使う方がいいと助言がありました。
今回、初めて参加された方は、黄疸が出て膵臓の腫瘍と分かり、ネットで調べて信頼できる先生を探し当て、現在4回目の抗がん剤治療中でウイッグで参加されました。吐き気止めを飲んでから食事をしている、ホスピスへも見学に行ったと気丈に話されました。
「中身の凝縮した会だった」、「厳しい中に明るさが感じられた」という感想が印象的で、「ベストを尽くし、天命を待つ」という先生の言葉に、それぞれの悩み、それぞれの思いを噛み締めて散会しました。
(参加者25名) (会員 緑)
★平成30年8月25日(土曜日)第120回サロン報告
今回のサロンでは、回復してきた、小康状態を保って生活を楽しんでいる…というようなお話が多かったように思います。体調が安定してきた、味覚障害もましになりよく食べられる、鼻が利くようになりビールも飲めるようになったとの報告もありました。
二度も脱水症(熱中症)になられた方があり、暑い時は歩くのも少し控えめにした方がよいとのお話がありました。
抗がん剤の副作用で、足の裏が痺れる、肩や関節が痛む、再発への不安なども出されましたが、皆さん上手に対処されておられるようでした。
この暑さに老化もあいまって、しんどい、食欲が無い、声が出にくいというような悩みを持ちつつ、やる事を増やし、外に出るようにして、明るく前向きに生きておられるお姿が印象的でした。
私事で恐縮ですが、18年来の肉腫の再々発に苦しんできた上に、新たに腎臓がんが見つかり途方にくれましたが、一緒に心配し、励まし、共に戦って下さる仲間のお陰で手術を乗り越える事ができました。
(参加者22名) (会員 緑)
★平成30年7月28日(土曜日)第119回サロン報告
今回は、笑顔士の先生をお招きして「笑いヨガ」を行いました。
「1分間笑う」、「パピプペポ体操」、「体を揺する」等、色々な動きを教わりました。お腹で息を吸って、2秒止め、ゆっくり吐く、体を動かしながら大声を出したり、力を出したり抜いたり、常に口角を上げて笑顔で…と指導いただきました。
リラックスできた、身体が軽くなった・・との感想が出されました。
今回も犬のモプシーちゃん(ソニーのアイボ)が来てくれて、尻尾を振ったり頷いたり、座ったり寝転がったり、首を振ったり手を上げたり、本当に生きた感情あるかの如く、皆を和ませてくれました。
今回は、近況報告や情報交換の無いサロンでしたが、充実した楽しい会でした。
(参加者21名) (会員 緑)
★平成30年6月23日(土曜日)第118回サロン報告
長野から京都に膀胱がんの治療に来られ、このサロンに3回出席された方が5月16日亡くなられたとの悲しい知らせに、全員黙祷で会が始まりました。
発言の中では「抗がん剤の治療後、体のあちこちが痛い、頭が重い」、「風邪が治りにくく、物の味がしない…でも外に出るようにして気持ちを前向きにしている」「抗がん剤の点滴後、足が痺れ、呼吸が苦しい」という訴えがありました。 抗がん剤が効かなくなり、医師から「これ以上打つ手がない」と言われた方は「痛みを抑えつつ、体力と免疫力で頑張る」と穏やかな笑顔で語られました。
先生からは「人間の体には科学だけでは説明がつかないものがある。医者も患者もがんを叩き潰そうとするが、がんと共存していくという事もありうる」とのお話いただき、仲間からは「抗がん剤を止めると食べられるようになり、体力が付いてきて副作用も取れて来る、信じられないような事も起こる」と励ましが寄せられました。
奥様を自宅でみとられた方が、初めてこの会に参加して下さり「介護する側は絶対に怒ってはいけない、様々の工夫をして100%励ましていくのがいい」と貴重な経験を話されました。厳しい現実の中で、今ある命を大切に生きたいという思いを共感できた会であったと思います。
来月は「笑いヨガ」が予定されているので、動きやすい服装でお出で下さいとの事でした。
(21名参加) (会員 緑)
★平成30年5月26日(土曜日)第117回サロン報告
6月にまたお会いしましょうと声を掛け合い散会しました。
(役員 うめぼし)
★平成30年4月28日(土曜日)第116回サロン報告
爽やかな新緑の季節、遊びに出掛けた、花を見に行った…という話が多く、「楽しいから笑うのではなく、笑うから楽しいのだ、落語を聞きに行きます」という方もおられました。寒暖の差が激しく、風邪を引いたり体調を崩したという方もおられ、食欲が無く痩せた、食べられる事の幸せを実感したという話もでました。
乳がん治療の抗ホルモン剤の影響か不正出血があり、その検査結果待ちの不安を周りの過剰反応が怖くて誰にも話せず悶々としていたが、ここでは気遣いなく話せて不安が薄らぐとの話には、どんな時も共感し支えあい励ましあえるこの会の意義を痛感しました。
最後に先生から、西洋医学だけでは説明できない生命の不思議についてのお話がありました。ヨガ、漢方薬もやっと認められつつあり、呼吸法、気功等により自律神経をコントロールし、沈み込み思い悩むより、大声で叫んだり思い切り泣く方が免疫力が上がるとの話をして頂きました。
次回、5月の例会は午後1時から「がんこ高瀬川二条店」でお昼を頂きながら歓談の予定です。
(出席者 21名) (会員 緑)
★平成30年3月24日(土曜日)第115回サロン報告 暖かくなり桜も咲き始めましたが、「来年も桜が観れるだろうか」という思いは、がんにかかった者が一度は通る道のようです。今回もその渦中の方からの発言に「自分もそうだったが、7年経った」「10年経った」という励ましの声がありました。
がん患者に限らず、年齢と共に増える不眠と便秘の悩みについて、先生からの「導眠剤とお酒は一緒にしない方が良い」という指導に、「知らなかった」「やっていた」という反省の弁がありました。また、頑固な便秘を不溶性食物繊維の多いもち麦で改善した経験が出されました。
残された時間が分からないのが辛いという訴えには、現代の西洋医学で分かっているのはほんの一部で、特に理由も分からずがんが消えていく人や進行しない人もあるので、良い方に考えて前向きに生きるようご指導いただきました。
免疫力をあげるにはどうすればいいかという質問があり、皆さん、食生活、笑い、呼吸法など色々工夫実践されているようでした。本当に辛い時、気持ちが落ち込んでどうする事もできない時に、この様な場があって、思いの丈を言え、泣ける場がある事がどれ程有難い事かと改めて思いました。
最後にキーボードの生演奏でリラックスしました。
(出席者 21名) (会員 緑)
★平成30年2月24日(土曜日)第114回サロン報告
今回のサロンは23名の参加を得て、全員の近況報告から始まりました。
糖尿病で足の痺れを訴えても、神経内科へ回され、異常なしで何も手を打って貰えなかったが、担当医が変わったら軽い薬に変えてくれて1か月で痺れが収まったという報告がありました。
抗がん剤で髪が抜け、恰好いい帽子で出席された方は、点滴後3日は辛いが後の4日は普通に生活できるなどと話されました。
神経内科、心療内科に通っておられる方が複数おられ、抗うつ剤は使い方が難しいので、経験豊富な医者によく相談するよう指導されました。また、深呼吸、しっかり吐く呼吸法、朝日を浴びてリズミカルな運動をする事も大切であるとのことです。
がんになって人生が広がった、歳との付き合い方も人それぞれという話も出ました。それぞれの課題に、一生懸命に取り組んでいることを確認し合った会であったように思います。
プッチーニの「誰も寝てはならぬ」、ショパンの「子犬のワルツ」の生演奏を聴き、呼吸法を実践して終わりました。
(出席者 23名) (会員 緑)
★平成30年1月27日(土曜日)第113回サロン報告
今回のサロンは、連日の厳しい寒さの中で21名の参加を得て、全員の近況報告から始まりました。
逆流性食道炎の痛みで困っている方には、枕を高くし、7時以降は何も食べないように、薬剤師・看護師さんに相談するのが良いとのアドバイスを受けました。足のしびれを訴えられた方が数名おられ、抗がん剤の副作用に関係あるだろう、温めるのが一番、温泉も良いとのことでした。
免疫力を上げるには、笑う、寝る前に水を一杯飲む、意識して深呼吸する、の3つが必要との講演会での話が紹介されました。
(出席者 21名) (会員 緑)
★平成29年12月23日(土曜日)第112回サロン報告
例年と逆に、クリスマス会から始まりました。
コーヒーとケーキを頂きながら、自由なお喋りを楽しみました。
ピアノ伴奏で「きよしこの夜」「もろびとこぞりて」を歌い、「アメイジング・グレイス」の連弾に聞き惚れました。
役員さんの手際よいリードでプレゼントを交換し、皆で披露し合いました。
休憩の後、全員の近況報告を行いました。
インフルエンザの予防注射で眩暈がした、風邪の症状が出た、湯たんぽで低温やけどをした…という話が出ました。降圧剤によるふらつきの報告もありました。
抗がん剤による味覚異常は、亜鉛が吸収できず不足するからだそうです。 リンパ腫は大きくなっていない、薬が効いてがんが小さくなっている、膵嚢胞が見つかったが経過観察で対応する等、現状維持の方が多かったように思います。
来年も今まで同様、支え合い励ましあっていこうと確認して、今年の会を終えました。
皆さま、どうぞ良いお年をお迎えください。
(出席者 28名) (会員 緑)
★平成29年11月25日(土曜日)第111回サロン報告 総会の後、27名の参加で始まりました。
抗がん剤の副作用による味覚の変化は、意識して味を想い出し、頭で味を再構成すると、二口目三口目から舌の奥や横で感じられるようになるとの体験が語られました。 手術の傷跡が痛む方は、話している間もお辛そうで、先生から痛み専門の医師に診てもらうようアドバイスがありました。
免疫力をつけるのが大切なので、食事や生活の仕方に留意し、何事も気にしないでストレスを減らすように努力しているとの話も出ました。
先生からは、副作用の悩みに医者はなかなか配慮できないので、患者の方から言わないといけない、看護師を介して伝えて貰う方法もあるとアドバイスして頂きました。
自分自身のがんを抱えながら親の介護に苦労されている方も多く、自分はいつまで生きられるのだろう、今何をすべきか・・を模索しつつ努力されている姿に共感した話合いでした。
(会員 緑)
★平成29年10月28日(土曜日)第110回サロン報告
今月の例会は先月亡くなられたOさんへの黙とうから始まりました。
ホスピスに移られてからも、亡くなられる直前まで会員と電話で話したり、最後まで明るく生きようとされたお姿が、多くの会員から涙ながらに語られました。
6月に治療の為に長野から京都に来られたYさんご夫妻が、久しぶりに参加されました。膀胱がんの手術をされ、大腸にも穴が開いていたとかで、二つのストーマに負けず、来年3月の再手術に挑まれる勇気に頭が下がりました。
抗がん剤で小さくした乳がんを先月手術されたSさんは、笑顔で話し始められましたが、体がしんどい、足が痺れる、動悸がする、頭が重い、肩がこる…と訴える内に涙がこぼれ、一同胸を塞がれました。 初めて参加されたKさんは、去年から咳が続き、喘息、結核を疑われ、細胞診でようやく肺がんと分かった、両肺にがんが広がっているので手術はできない、ジオクリフを飲んでいる、副作用(下痢と爪の痛み)と先が見えないのが不安であると話されました。
セラピストの先生が、我慢して心と身体にため込んだ物を出した時の快感と、辛さを共感できる場に自分の居場所があることを話され、来月の再会を期して散会しました。
(出席者18名) (会員 緑)
★平成29年9月23日(土・祝日)第109回サロン報告
25名の参加の下、お昼を食べながらの歓談で始まりました。2段重ねの美味しいお弁当に、ビール、ワイン、食後にコーヒーとお菓子も用意され、あっという間の1時間半でした。3日前に届いたというハープの演奏でリラックスした後、近況報告に移りました。
膀胱がんと言われて泥沼に嵌った思いだったが、3か月経って少し上向いてきたという方、内視鏡検査の下痢で2kg痩せた方、リンパ腫再発で検査を受け入院を控えた方、腹膜に再発らしい影があるが、父より先には逝けないので頑張るという方…厳しい現実をどの方も前向きに話されました。
人はAIに勝てないが、唯一勝てるのは「忘れる事ができる事」という話には、一同合点、意を強くしました。抗がん剤の副作用に対処しながら温泉で家族とゆったり過ごし、家の改築に踏み切り、断捨離を実行しておられる方の勇気に胸を打たれ、元気で再会する事を約して散会しました。
(会員 緑)
★平成29年8月26日(土)第108回サロン報告
残暑厳しい中、初めて来られた3人を含めて24人の参加でした。
8月中、しつこい風邪に苦労した方には、同じく手術で甲状腺を取った先輩からマスクの効用をとの、先生からは熱は下げない方が良い(40度を超えたら別)、風邪薬もできれば飲まない方がいい…とお話がありました。
自分の問題と共に、父と母、弟さんの、がんや誤嚥性肺炎、パーキンソン病等が心配という話もありました。
若いお2人は、抗がん剤の副作用で余儀なくされたウイッグでバッチリ決めて、言われなければ誰も気づかないほどよく似合う笑顔でした。
今回も熱中症を経験された方がおられました。
すい臓がんを抗がん剤で抑えているが、痛み止めが増えて困っておられる方の奥様と娘さんが初めて参加され、痛みを取る、緩和医療の有効性、本人の意思を大切に等、皆さんの辛い経験を出して励まされました。
(会員 緑)
★平成29年7月22日(土)第107回サロン報告
今回の例会は、22人の参加の下、桂三扇さんの落語で始まりました。
さすがはプロの噺家、涼しげな和服で身振り手振り表情豊かにたっぷり1時間、楽しませていただきました。
お茶とお菓子で一息入れた後、近況報告に移りました。
13年間飲んだ抗がん剤を止めて1年半で再々発した方には、先生からまた薬が効く場合が多い、手術で取るのが良いとのアドバイスがありました。
乳がんの手術後、放射線治療により汗が出なくなり、胸が熱を持ち、呼吸が苦しいとの訴えには、厚めのタオルで冷やし、保湿剤等の薬を使うよう指導していただきました。
この猛暑で熱中症になり苦しかった経験、人間ドックで便潜血があり内視鏡検査待ちの方、足がしびれて歩き辛いなど、他にも多くの悩みが出されましたが、今回は時間不足で来月に持ち越した課題もあった例会でした。
(会員 緑)
★平成29年6月24日(土)第106回サロン報告
22名の参加で定刻の2時に始まりました。
乳がんの手術と放射線治療の後、肺炎を起こし、やっと落ちついた所に、右人指し指の傷口からMRSAに感染し苦労された方、肺がんは落ち着いているものの風邪がなかなか治らず、呼吸が苦しく歩くのも辛い…と訴えられた方がありました。
水分摂取がおろそかになり、食欲が湧かずだるい…という方には、朝夕コップ1杯の水と、途中1,000cc以上の水分補給を、また、パニック症状で苦しんでいる方には薬を止めないようアドバイスをいただきました。
遠方から治療のために京都に来られ、たまたま今日の会を知り、ご夫婦で参加された方があり、皆から励ましの言葉が多く寄せられました。
また、親族の方の最期に出会い、今後、何が患者さんの助けになるのかを知りたい、そうしたボランティア活動に参加したいという若者が勉強に来られました。
最後に、ピアノ演奏を聴いて散会しました。
来月は、会の始めに桂三扇さんの落語のお楽しみ会が計画されています。
(会員 緑)
★平成29年5月27日(土)第105回サロン報告
5月サロンは24名の参加者でした。 老舗のお弁当をいただいた後、4月以降の病状を語り合いました。
・昨年は微熱が続き、電車に乗れなくなったりしてパニック障害だった。 今日は回復して、こうして皆さんと一緒に食べたりお話ししたりできる
様になった。
・腸活ストレッチをするようになって便秘が解消された。
・体重が増えて体重計に乗るのが楽しみになった。 ・抗がん剤治療が一段落ついたので、青森県へ湯治に出かけた。
体調を崩さないように気を付けた。
・39℃の高熱が続き受診したところ放射線肺炎と言われた。
最後に笑いながら指の脳トレを行いました。
(スタッフ うめぼし)
★平成29年4月22日(土)第104回サロン報告
4月サロンは22名の参加者でした。
今回は耳についての悩みが多く出されました。 右耳の奥に違和感がある、突発性難聴で右耳が聞こえない、中耳炎と言われ抗生剤を貰ったがめまいと嘔吐で救急車での入院を経験した、1か月経った今も両耳が詰まった感じで低音が聞こえない…等の訴えがありました。
後期高齢者の仲間入りをしたので免許証返納を決め、歩くようにしたら、予期せぬ出会いや発見があり、またお腹も空くとの発言もありました。
先生からは、睡眠と便秘の解決法は千差万別、個人差があり自分に合うやり方を見つけること、肺炎予防の為、口腔ケアに気をつける(うがい、歯周病の治療)必要があるとの指導をいただきました。
初めて参加された方は胃ジストの患者さんで、術後3年、主治医から分子標的薬を止めるとの指示があったが、本人の希望で服用を続けて4年になるとのお話がありました。先生からは、補助療法としての服薬は止めてみるか減薬してみてもいいのでは…と指導をいただきました。
次回、お昼を食べながら歓談したらとの提案があり、楽しみして散会しました。
(会員 緑)
★平成29年3月25日(土)第103回サロン報告
3月サロンは22名の参加者でした。
手術不能で緩和ホスピスの準備を薦められた方が、今の状況を冷静に話され、「緩和の勉強をレモンタイムでしていたのに、実際にその立場になって動揺したが、医師やいろんな方のお話を聞き、やっとここで話せるようになった」と報告されました。「今、元気なのだからしっかり生きることを考えよう」と励ます皆さんの声に応えられ、食事療法を続けられるそうです。
抗がん剤治療の合間に家族旅行された方は、旅先で体調をくずされ医院へ、ご家族はハラハラされましたが、「行けて良かった」と話されました。
抗がん剤治療中のインフルエンザ対策については、早めの受診で吸入剤のイナビル(抗ウイルス剤)処方で、重症化を予防できるとのご指導でした。
元気になってボランテイア活動をしたい、血液データーの改善を目指したい…等、前向きに生きたいという報告が目立ちました。
(会員 緑)
★平成29年2月25日(土)第102回サロン報告
こじんまり22名の参加者で、珍しく医療相談が少ない日でした。 新しく乳がんの方が2名参加されて会員となられました。
がんの経過検査の数人の方は変化なく、分子標的治療薬や放射線治療中の方も、なんとか大きな副作用なく過ごされているようでした。
胃がんを防ごうとピロリ菌除菌をされた方が、後に逆流性食道炎になり持病の喘息が悪化したとの報告がありこんなケースもあるのだと驚きました。
リラックスタイムは、会員2名による当会初めてのピアノ連弾演奏とソロ演奏を鑑賞、ビゼーのカルメンのアレンジ曲などで癒されました。
(スタッフ TAKO)
★平成29年1月28日(土)第101回サロン報告
前回のクリスマス会で、しっかりとお話され、固い握手をして別れた方が急に亡くなられ、息子さんと娘さんが挨拶にみえて、クリスマス会を最後の楽しみにされていたこと、会の三日後から悪化された様子等を語られました。
近況報告では、頸部ガン方が再発手術後の検査で早期の再々発がわかり今後どうしたら良いか、乳がん切除後の放射線治療が始まったが上手につきあっていきたい、余命告知まで受けたが、できるところまで抗がん剤で頑張る覚悟…等が話され、顧問の先生から助言をいただきました。
初参加の方は、乳がんの手術後、10年経ってからの再発で、抗がん剤を服用すべきか、今後の治療についての悩みを話されました。
厳しい話が続きましたが、共に考え、励まし、励まされる場があるということに救われた集いでした。
(参加者27名) (会員 緑)
|
|